Douglasが箱根駅伝を見るとき、手放せないのが毎年12月に発売される陸マガ増刊号と月陸から出る公式ガイドブック。
続けて買い続けているとおもしろいのが、その年の4年生が1年生のとき(2006年の箱根駅伝ですね)どう扱われていたかを見てみること。
で、2005年12月発売の陸マガ増刊号の早稲田大を見てみると、当時1年生の竹澤健介選手と阿久津圭司選手が並んで写真に納まっている。この頃既に竹澤選手が実力的には抜け出していたが、まだ阿久津選手も高校時代の実績で高く評価されていた。あと、同期では高橋和也選手も入学時は非常に評価が高かったのですが・・・。
わからないものですね。
それから、増刊号の巻末に付いている長距離部員名簿も。「そういえばこんな選手がこの大学に入っていたのにな〜」と、ある意味寂しい振り返り方ができますね(成瀬〜)。
で、本題(早く書かないと陸マガ速報号〔1月9日発売ですよ〜〕に負けてしまう)。
東洋大、終わってみれば強かったですね。毎年鬼門だった山さえクリアすれば、もう怖いものは無かったですね。
不祥事(しかもメチャかっこ悪い、というか情けない)が起きて、川嶋さんが辞任したときはどうなることかと心配しましたが・・・。
巷間言われる「山」も大きな勝因だとは思いますが、残り8人についてもほぼベストオーダーが組めたことも大きかったのでは。7・8・9・10区は終わってみれば磐石でしたね。
他の大学では、早稲田大は高原聖典選手、駒澤大は深津卓也選手が使えなかったし、明治大も東野賢治選手が使えなかった。帝京大は吉野将悟選手をエントリーすらできなかった。
城西大は昨年10区区間賞の永岩義人選手を使えていない。
走った選手でも佐藤悠基選手・竹澤健介選手・高橋優太選手あたりは完調では無かったし。
要するに、今回は。東洋大が最もきっちり合わせることのできたチームだったということなんでしょうね・・・。であれば勝っても別におかしくは無い。
しかし今年は。何と言っても大東文化大でしょう。
下馬評の異常なまでの低さはもう。失礼ながら、関係者以外にシードを取れると思っていた人はほとんどいなかったのでは。専門誌の予想も全部シード圏外。やはり予選会の不振(特に4年生)がイメージを悪くしていたのでしょうか。
しかし終わってみればシード確保どころか、久々に上位に食い込む4位入賞。予選会10位からの大躍進。
記念大会の年で無ければ予選もギリギリの通過だったのに。このジャンプアップも実は凄い記録では?
今年は10000m持ちタイムトップの宮原卓選手を始め、箱根経験者4名がエントリーすらされていない。
スピード勝負の前半(1区〜4区)は流石に厳しかったが、何とかギリギリレースに踏みとどまると、「お家芸」の山(上り・下りの両方が昨年と同じ選手だったのはこの大学だけ)できちんと順位を上げ、残り4区間も無難に乗りきった。
特に7区の若狭聖也選手は頑張った。
彼は陸マガの箱根増刊号には出場候補選手にも挙がっていない選手(上尾ハーフで好走したのでメンバー入りしたのでしょうか)。
我が山梨学院大に迫ってきて、一時明治大を含め3校で並走していたのが印象に残っている。でも15k過ぎで離れてくれたので「もう大東はアカンやろ・・・ここまでやな、ご苦労さん」と思っていたら。
結局区間8位と粘りきってしまった。これが大きかった。
次の区間で自滅した我が山梨学院大の選手を交わすと、9区の久保主将がこれまた自滅気味の明治大を抜き去り、アンカー勝負で中央学院大に競り勝って見事4位確保。
レース展開が良かったのかも知れないが、地力が無いとこんなことはできない。お見事としか言いようが無いですね。
ここは東洋大以上にメジャーな選手が少ないチームだったのですが・・・(清野選手くらい?)。コンディションさえうまく整えば、地道にやっているこういったチームって強いんですよね(東洋大然り、中央学院大然り・・・我が山梨学院大の日本人選手もそうですね)。
惜しかったのは東農大と国士舘大。
往路大健闘の国士舘大。往路で駒を使い切った後の復路はもうダメかと思っていたら(実際、山下りの途中でそう確信した)。残りの選手が頑張り、あと34秒でシードだった。実に惜しい。
東農大も往路からしっかりレースの流れに乗っていた。
復路も8区で我が山梨学院大を抜き去り(9区で抜き返させていただきましたけど)、10区ではシード権争いの主導権を取って長い時間走り続けた。我が山梨学院大も後ろから迫いついてこられたときには「やられるんちゃうか」と一時はシード落ちも覚悟したくらい。
結果は残念だったけど、こちらもシードまであと44秒。これまた惜しい。
意外にダメだったのが帝京大。何だかんだで往路10位。復路の選手はよくわからないけれど、我が山梨学院大のところまで迫って来るだろうなと思っていたら。
山下りこそ快走(区間2位)したものの、後が続かず。8・9・10区で区間20位台を3連発し、シード圏内から一気に20位まで落ちてしまった。結果的には駒不足だったようです。
でも、喜多監督時代とはまた違ったいいチームになりましたよね。
意外といえば、関東学連選抜も。
2区と5区が法政大の経験者で埋めることができたので。後が楽になりましたね。
6区の学習院大/川内優輝選手は2区・5区以上に実績のある選手だし。一番驚いたのはアンカーの麗澤大/佐野広明選手。決して弱い選手ではないことはわかっていましたが、まさか区間2位の大激走を見せるとは・・・。
あと、チームとしては不振でしたが、亜細亜大の9区・10区は流石でしたね。転んでもただでは起きない。今年は外しましたが、来年以降も怖いチームですね。
駒澤大は・・・意外に脆かったですね。あそこまで酷い駒澤大はすごく久し振り。というか、大八木体制になってからはちょっと記憶に無い。
早稲田大は・・・もういいか。まあ、アンチの多い大学でもありますので。
Douglas的にはとにかく、「瀬古さん解説引き受けるんだったらちゃんとしてよ」って感じ。
ということで一旦終わり。