ということで。
今年一発目の駅伝です。
もう群馬に行って22回目なんですね・・・。陸上競技的にはすっかり元旦の「顔」ですね(昔は元旦といえば競歩しか無かったのに)。
1区。
1k3分、2kも6分02秒。やる気あるんかい。
4k12分01秒。5k15分00秒。もうなめ過ぎ。
こんなの正月早々見せられたら、たまったもんじゃない(正月早々の瀬古さん&増田さんの解説もたまったもんじゃないが:森下広一監督とか、岡田正裕監督でも呼べばいいのに・・・)。
でも。集団を崩した旭化成の大野龍二選手のスパートの瞬間は・・・CM明け直後という、非常にいいタイミングでしたね。こんなラッキーもあるんや。いい絵でした。
日産自動車の上岡宏次選手の遅れは・・・中学生の頃から知っているDouglasとしても。つらいですね。この人も、センスはいいはずなんやけど・・・。ケガ多いなあ・・・。
コニカミノルタの松宮隆行選手も本調子の走りでは無い?TVを通して見ていても、どうも動きが本物では無い。むしろJALグランドサービスの安西秀幸選手の方が前半からずっと良さそう。
1区を制した大野選手は強かった。アテネ五輪は他に選手がいなかったお陰で出られた、という運の強さもありましたが(但し、この「強運」が勝負事には絶対必要)。
昨年のトラックレースあたりから、本当の強さが表れるようになってきましたね。
松宮選手、北村選手、安西選手と中継点に飛び込んだ後に続いて、何と。5位に我が山陽特殊製鋼が。森本選手、やってくれました。
関西予選の不振を取り戻して余りある好走でしたね(興奮して後続をチェックし漏れていました)。
秘かに佐川急便の仙頭選手(何だかよくわからない理由で取り上げられていました)も頑張っていたようですね。
でも、先頭から最後まで僅か1分59秒差というのは。とりあえず外国籍選手を締め出した(というか、2区に押し込めた)人達の目論見通りではありますね。
2区。
外国籍選手は大量19人の出走。半分以上やん。
TV的にはHondaのヤコブ・ジャルソ選手が注目でしたが。
この選手、昨年の兵庫リレーカーニバルで3000mSCをブッチギリの8分19秒23で勝ったときって。誰も大騒ぎしてなかったで。つーか、ハードリングなんて超下手。
北京五輪のA標準突破も、言われれば「ああそうだったんだ」って感じ。
でも、南アフリカとかいろんな国からよくわからん選手を次から次へと連れてきてはいつの間にやらどこかへ消えていくHondaにしては。
ようやくのヒットですね。しかもケニアでは無くエチオピアというのがポイント。
しかし。まあ、TVの思惑通りにはいかないもので。
区間賞は小森コーポレーションのダビリ選手。ダビリ選手は5kを13分06秒で通過って・・・。
もう笑うしか無い。
タスキをもらった位置も良かったですね。4秒先に出たHondaのジャルソ選手をうまく使った、という感じもあります。
ちなみにHondaのジャルソ選手(区間2位)は13分10秒、日清食品Gのゲディオン選手(区間2位タイ)は13分13秒で5kを通過していたようです。やっぱ速いわ。
昨年1区区間賞だったSUBARUのギルマ選手は不調だったみたいでしたね。5kの通過は14分03秒やし、区間順位も16位と。もう一つでした。
で、あと一人目立ったのが日立電線のジョナサン・ディクという選手。TVでは17歳とか言ってたけど・・・???区間4位の快走でした。
そういえば。小森コーポレーションといえば、昨年いきなり丸亀ハーフを制したジョロゲっていう強い選手もいましたよね、。でも、ダビリ選手がいる限りレギュラーは無理か。
それにしてもこの「インターナショナル区間」。日本人のスピードを鍛えるため設定したなんて言ってるけど。
その主旨からすれば鍛えるべきは「エース」クラスの選手でしょ。でも、誰も持ってきてへんやん(ほとんどのチームが「つなぎ」の選手)。
まあ、公共の電波を使ってよってたかってよくそんなわけ分からんことが言えるなあと。
誰もそんなの信じひんで。
言うも言ったり、というところでしょうか。
とりあえず、日本人選手で5kを13分台で通過した選手はいませんでしたし(笑)。
ちなみに。日本人TOP(区間20位タイ)の佐川急便/末吉翔選手で5kは14分19秒、大塚製薬/山岡雅義選手で14分11秒でした。そんなもんやで。
この区間、山陽特殊製鋼は渡辺和也選手で区間27位(5kの通過14分19秒)、順位も5位→20位と、15も下げたけど、日本人では8番目。実はそんなに悪くなかったのですが・・・。恐るべしインターナショナル区間。秘かにコニカミノルタ、外国籍選手を使ったのに順位を5つも下げてましたね。
今回の区間TOPと日本人TOPとのタイム差は1分48秒。まあ、ギリギリいい線ですね。
3区。
TVは中国電力の佐藤敦之選手に注目するが。Douglas的には尾方剛選手の出ない中国電力はつまんない(だから別にどうでも良い)。
というか、2区終了時点で既に先頭と2分差では。厳しすぎるでしょう。
先頭は日清食品GからHondaに。Hondaの石川末廣選手、東洋大からHondaに進んだときはどうなるんだろう・・・と思いましたが(箱根の9区でフラフラになったイメージが強いので・・・)。結構長続きしてますね。それにしても日清食品Gの徳本一善選手って・・・。もっと強い選手だと思っていたんですけど。なんだか最近は精彩を欠くレースが続いているような。もっともっとこういった情報発信力があり、華のある選手には頑張って欲しいんですが・・・。
この区間では、元旭化成の永田宏一郎選手が小森コーポレーション所属で走っていましたね。なんだか懐かしい。
4区。
予想通り、ややまったりとし始めるこの区間(最長区間やしね〜)。
Hondaはここで区間22位に沈んだのが・・・痛かったですね。3区でトップに立ったときは、もうそのまま行ってしまうかと思ったけど。
なかなかうまくはいかないもんです。
後退するHondaを尻目に、日清食品Gの保科選手がぶっ飛ばす。一気に行ってしまうのか・・・と思っていると、意外にあっさり落ち出す。
代わって富士通の藤田敦史選手がトップに・・・と思いきや、小森コーポレーションの秋葉啓太選手が一気にやってくる。怒涛の6人抜き。関東学院大の頃はそれほど強いという印象は無かったが、全日本実業団駅伝になると妙に目立つ選手。
しかしまさか藤田敦史選手に競り勝ってしまうとは思わなかった。
コニカミノルタはここに松宮隆行選手(または祐行選手)を使えなかったのが痛い。順位を4つ下げてしまい、厳しい状況に。
5区。
小森コーポレーションは決して弱いチームでは無いが、さすがにこの位置でトップを維持するのは厳しい。
トップと1秒差でタスキを受けた富士通の太田貴之選手とそこから9秒差でタスキを受けた日清食品Gの座間紅祢選手がすぐに追い付き、先頭を引っ張り出す。そして日清食品Gの更に11秒後にタスキを受けた旭化成の佐々木悟選手が5k過ぎでその3人に追い付く。佐々木選手はそのまま先頭に立ち、旭化成は1区以来のトップに返り咲き。佐々木選手は大東文化大の頃からDouglas好みの渋めの選手なので。頑張って欲しかったのですが、しかし・・・。
6.5kあたりで小森コーポレーションの加藤剛選手が遅れ出すと、勝負は3チームに絞られる。
中国電力の岡本直己選手、ここで差を詰めないと非常に苦しいのだが・・・。
ラストは富士通の太田選手が強かった。日清食品Gの座間選手も追いすがるが、同タイムながら着差ありで富士通。旭化成はそこから4秒遅れ。
6区。
前の区間からの三つ巴の争いに変化無し。富士通は阿久津尚二選手。日清食品Gは藤井周一選手。旭化成は小島忠幸選手。
阿久津選手は申し訳ないのですが、正直あまり「強い」という印象の無い選手。藤井選手も実業団に入ってからは(私の知る限り)目立った活躍も無く「大丈夫なんかい?」と(おっとこの2人、日大OB対決ですね)。ここは小島選手がブッチぎる可能性もあるなあ・・・と思っていたのですが、一向にレースは動かない。早くも「アンカー勝負」の気配がプンプン。
結局前の区間同様、ラストの余力だけの差でタスキ渡し。
トップは富士通。1秒差で日清食品G、更に6秒開いて旭化成。
中国電力は油谷繁選手が区間23位と崩れ、万事休す。油谷選手、どうも最近いいところが無いですね・・・。まだまだ頑張って欲しい選手なのですが。
我が山陽特殊製鋼はベテラン家谷和男選手。区間13位の走りで、チームは22位をキープ。
7区。
三つ巴の争いはついにここまでもつれ込む。
レースがアンカー区間でこんなに盛り上がるのは。
1997年のヱスビー食品/櫛部静二VS旭化成/佐藤信之以来?あるいはそれ以上?
3人の中では、全盛期の斬れ味なら富士通の松下龍治選手だが、この選手が実業団入りして快走したレースって・・・ちょっと記憶に無い。状態が果たしてどこまで戻っているのか。日清食品Gの大西雄三選手もスピードはあったなあと(かつて箱根の山下りもやっていたはず)。旭化成の足立知弥選手は昨年の別府大分を制した選手だが、それ以外のデータはちょっと記憶に無かったので(というか、アルコールが回って頭が思考停止に近かった)。どちらかといえば斬れ味よりはスタミナで押す選手かなあと。
で。勝ったのはご存知の通り、富士通。松下選手、大西選手との駒澤大OB対決を制しました。
個人的には旭化成に勝ってもらいたかった気もするけど・・・。まあ、仕方ないですね。
松下選手、きちんと走れればやっぱり強いですね。彼のこんないい走りは久し振りに見た気がします。彼も箱根のヒーローだったんだから、これをいいきっかけにしてもっと上のステージでも頑張って欲しいですね。
コニカミノルタの前田和之選手は特に前半突っ込んで入った様子も無かったのに、区間17位と沈んだが・・・それでも総合4位確保。やっぱりこのチームも「強い」。
トヨタ自動車も立て直してきましたね。昨年の24位から5位へジャンプアップ。
トヨタ紡織は選手を入れ替えても安定していますね。そういえばジョン・カリウキ選手はどうしたのでしょう。
我が山陽特殊製鋼のアンカーは中東亨介選手。区間24位で、チームを22位から21位に(下がらなくて良かった・・・)。昨年の26位から5つ良くなりましたね。
まあ、駅伝としては。久々にドキドキする展開でおもしろかったですね。大体全日本実業団駅伝のアンカー区間なんて、毎年酒飲んであまり見ていないんだけど。今年は流石に真面目に見てしまいました。視聴率はどうだったのでしょう。
今年はTBSの常套手段であるわけの分からん番宣挿入攻撃も無く(一昨年の「華麗なる一族」の番宣挿入はひどかったもんねー)、俳句のお姉さん(黛まどかさんでしたっけ?)も無く。シンプルな競技中心の中継で非常に良かったのでは。ただ、瀬古&増田の解説だけは・・・。繰り返しになりますが、何とかならないものでしょうか。代わりは幾らでもいると思うんですが・・・。
ということで一旦終わり。